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RPA内製化のメリットや手順、開発に必要な知識・スキルを解説

近年は多くの企業がRPAの導入を進めており、それに伴ってさまざまなRPAツールがソフトとして販売されています。
なかには、自社のシステムに細かく対応できるよう、内製化されたRPAを自社開発する企業も少なくありません。

RPA内製化をすれば、コストダウンやノウハウの蓄積など、さまざまなメリットを得られます。

この記事では、RPA内製化で得られるメリット・デメリットについてご紹介します。
RPA内製化に必要な手順や求められるスキルについても解説しますので、あわせてご参照ください。

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 1.RPAには内製化と外部委託の2パターンがある

1.RPAには内製化と外部委託の2パターンがある

RPAツールを導入するときは、主に「内製化ソフト」と「外部委託ソフト」の2パターンが存在します。
内製化では、RPA化できそうな業務を自社内で浮き上がらせ、それに合ったシステムを構築します。

RPAの内製化は要件定義から開発・テスト・運用まで自社内で完結するため、さまざまなノウハウを積み重ねられる点がメリットです。
また、トラブル時の対応も素早く行えるほか外注コストも抑えられます。

一方で外部委託では、要件定義などのヒアリングを重ねた後にアウトソーシングでRPAを作成してもらいます。
RPA開発者育成のコストを抑えられるほか、RPA化推進のスピードも早められる点がメリットです。

ただし、契約するベンダーによっては、サポート力や改修対応の遅れなどがトラブルになる事例も。
RPAの内製化と外部委託はそれぞれメリット・デメリットが異なるため、自社に合ったシステムの入手が大切です。

ココがポイント


RPAの内製化と外注はそれぞれメリット・デメリットが存在する

 2.RPAを内製化するメリット

2.RPAを内製化するメリット

RPAを内製化すれば、自社に合う機能を柔軟に作成したり、外注コストを削減できたりと、さまざまなメリットを得られます。

ここでは、RPAを内製化するメリットについて、代表的なメリットをご紹介します。

 2-1.機能を柔軟にカスタマイズできる

RPAの内製化で得られるもっとも大きなメリットは、機能を柔軟にカスタマイズできる点です。
RPAには多種多様なソフトが登場していますが、すべてのツールが自社のシステムにマッチしているとは限りません。

なかには、既製品のRPAを導入したにも関わらず、思うような費用対効果を得られなかった事例も存在します。

その点、RPAを内製化していれば、自社で使用しているシステムや業務フロー、作業内容にあわせて機能をカスタマイズできます。
開発力次第で痒いところに手が届くのは、RPAを内製化するメリットの代表例です。

 2-2.外注コストを削減できる

RPAを内製化すれば、外注するコストを削減できます。RPAを外部委託すると、通常なら導入費用や管理コストが必要です。
もちろん開発コストは内製化するときも必要ですが、RPAの外部委託では、機能変更やメンテナンス費用などもランニングコストがかかります。

一方で、RPAを内製化できれば、システム自体を社内で管理できます。
社内システムの改修などに伴ってRPAの動作を変更するときも、機能変更の修正費用がかかる心配も必要ありません。

その都度外注先との連絡や要件定義のすり合わせを行わずに済むため、外部とのコミュニケーションコストも削減できます。

 2-3.トラブル時の即時対応が可能

RPAを内製化すれば、開発や運用ノウハウが自社内に積み重なるため、トラブル時も即時対応が可能になります。
RPAツールはミスなく作業を繰り返しますが、既存の手順が変わったり、何らかのシステムトラブルが起きたりする可能性があるのも事実です。

なかには、RPAツールがストップした影響で会社全体の業務がストップしてしまった事例も存在します。
そのため、RPAに問題が起きたときは迅速に改善しなければなりません。

外部委託だとスピーディなサポート対応を望めない場合もありますが、RPAを内製化すればトラブルの即時対応ができる点は大きなメリットです。

 3.RPAを内製化するデメリット

3.RPAを内製化するデメリット

RPAの内製化にはさまざまなメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあるのも事実です。
実際に内製化を踏み切る前に、RPAを自社開発するデメリットについて把握するのをおすすめします。

ここでは、RPAを内製化するデメリットについてご紹介します。

 3-1.知識・スキルの習得に時間がかかる

RPAを内製化するには、それなりの知識やスキルが求められます。
そのため、実際にRPAを内製化するまで、自社のエンジニアが開発技術を習得する時間が必要です。

場合によっては、知識やスキルの習得に時間がかかり、想定よりもRPAの導入が遅れてしまう可能性があります。

また、RPAの内製化で注意したいのがプログラミング言語以外の要素です。
業務のRPA化に伴って、ネットワークやサーバーを経由してデータを送受信したり、現在使用しているシステムと連携させたりする必要があります。

その際、APIに関する知識や、セキュリティリスクに配慮したRPAづくりを心がけなければ、後々トラブルになってしまう可能性も。
それらの知識・スキルの習得もあわせて、RPAの内製化には時間がかかってしまう点がデメリットです。

ココがポイント


RPAの内製化は、システムの開発にRPA以外の知識が求められるケースも多い

 3-2.社内エンジニアの業務負荷が高まる

RPAの内製化では、社内エンジニアの業務負荷が高まってしまうデメリットがあります。手持ちがまったくない社内エンジニアにRPAの開発を任せるケースはほとんどありません。

そのため、多くの社内エンジニアが既存業務をこなしつつRPAの内製化作業を進めています。

その結果、社内エンジニアの業務負担が増えてしまう点に注意が必要です。
RPAの開発・運用・保守といった作業が属人化したあとで、業務負担に耐えられず担当エンジニアが退職してしまった場合、あらぬトラブルを招く危険性があります。

そのため、RPAを内製化する際は、社内エンジニアが抱えている業務量が適切か適宜チェックするのをおすすめします。

 3-3.人材育成の仕組みが必要

RPAツールを内製化するときは、社内でシステム理解度の高いエンジニアを確保する必要があります。
それに加えて、作成したRPAツールをどのように使うのか、利用手順やメンテナンス業務のマニュアルなどを用意しなければなりません。

RPAツールは内製化すればすぐに業務が効率化される訳ではなく、現場などの理解を得つつ適切な運用・効果検証を行う必要があります。
そのため、開発担当者だけでなく、社内でRPAを活用できる人材づくりのための仕組みを構築することが大切です。

ココがポイント


ベンダーによっては、RPAの外注に合わせて育成やマニュアル化のサポートも行ってくれる

 4.RPAを内製化する手順

4.RPAを内製化する手順

RPAを内製化する際は、開発のできるエンジニアなど人材を確保した上で、順を追って開発を進める必要があります。
各手順を適当に進めてしまうと、大きなトラブルにも繋がりかねません。

ここでは、RPAを内製化するのに必要な手順について解説します。

 4-1.人材を確保する

RPAツールの内製化には、開発スキルを持った人材の確保が必要です。
社内エンジニアにRPAツール開発について学んでもらったり、RPAの開発経験がある人材を新たに雇用したりする必要があります。

また、その際はAPIやサーバー、インターネット周りのセキュリティリスクを理解できる人材も確保しておくと、RPAの運用後に生じるトラブルを避けやすくなります。

 4-2.RPAの要件定義を行う

RPAの内製化では、要件定義が非常に大切です。
RPAを使ってどのような業務を自動化するのか、ツールに求められる動作を明確化しておかなければ、その後の開発フローに支障がでてしまうかもしれません。

また、RPAの導入・運用で現場の協力が必要な場合は、担当者に当事者意識を持ってもらう必要があります。
開発すればそれで終わりではなく、実際に運用を行う担当者の協力があってこそ、RPAが効果を発揮できるイメージを共有しておきましょう。

 4-3.ツールの設計・開発

RPAの要件定義が完了したら、実際にツールの設計・開発を進めます。
ここでは、オープンソースソフトウェアなどのRPAを利用したり、プログラム言語で完全にゼロから自作したりする選択肢があります。

カスタマイズ性が高いRPAツールを流用すれば、開発にかかるコストや期間の短縮が可能です。
自社が求めるシステムとの親和性が高いソフトウェアがないか、改めて確認してみるのをおすすめします。

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 4-4.運用と保守・改善を行う

RPAの内製化は、開発が終わった後も運用の効果検証や保守・改善作業が大切です。
RPAを運用しても思ったより費用対効果を得られていなかったり、業務フローにボトルネックが残っていたりします。

そのため、運用を進めながらそれらの改善点を浮き上がらせ、修正作業を進める必要があります。

また、トラブル時も緊急対応ができるよう、保守作業のマニュアルを作成するのも大切です。
属人化を避けて複数名で対応できる体制を整えれば、万が一のトラブルも安心できます。

 5.RPA内製化に必要な知識・スキル

5.RPA内製化に必要な知識・スキル

RPAの内製化には、さまざまなメリットがある一方で、プログラミング言語やシステム開発など、幅広い知識・スキルが求められます。

ここでは、RPAを内製化するのに必要な知識やスキルについて解説します。

 5-1.C#やJavaScriptなどプログラミング言語の知識

RPAの内製化で、ゼロベースからシステム開発を進める場合、C#やJavaScriptなどのプログラミング言語に対する知識が必要です。

なお、既製品のRPAソフトのなかには、マウスクリックだけで動作(シナリオ)を設定できるツールもあります。
ただし、その内部もプログラミングの内容に沿って動作しています。

簡単なソフトを応用してRPAを内製化しても、運用中にエラーを吐いた際、場合によってはプログラミングの知識が求められるケースも。
それらに対応できるよう、最低限のプログラミング言語に対する知識を身につけておく必要があります。

 5-2.システム開発スキル

RPAを内製化するときは、システム開発のスキルが求められます。
設計や実装、テストまで、トラブルを避けて実装するためにも、システム開発に慣れたエンジニアの助力が必要不可欠です。

また、一般的にRPAツールの開発では、機能の実装と改善を繰り返しつつ改良していくアジャイル開発が適しているとされています。

現場業務の要件定義が変わったり、作業手順が変わったりする際も、稼働させるロボットを動かしながら修正を加えるため、成功に繋げやすいのがメリットです。

ココがポイント


作業手順が変わると、RPAツールのシナリオを作り直す必要がある

 5-3.サーバーやネットワークに関する知識

RPAツールを内製化する際は、システムだけでなくサーバーやネットワークに関する知識も求められます。

特に、自社サーバーで稼働する「サーバー型RPA」や、クラウドを通してWeb上で動作する「クラウド型RPA」などは、稼働させるサーバーへの理解度が必要不可欠です。

また、特に機密性の高い情報をRPAツールで扱う場合は、ネットワークセキュリティに関する深い知識も必要です。
場合によっては大きなセキュリティホールを生み出してしまう可能性があるため、RPAの内製化はセキュリティ周りの施策も合わせて行いましょう。

 まとめ

まとめ

RPAを内製化すれば、自社向けにカスタマイズしたRPAツールを作成できます。
とはいえ、RPAの内製化にはメリット・デメリットがあり、場合によっては大きなトラブルを招いてしまう可能性があるのも事実です。

もし、自社向けのカスタマイズができるRPAツールをお探しの場合は、ぜひ「RaBit」をご利用ください。

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