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RPAの流行は日本だけ?RPA導入における海外との違いを解説

業務効率化に役立つツールとして、2019年時点で日本だけでも約40%の企業がRPAの導入を進めています。

一方で「RPAの流行は日本だけ」「日本のRPAは海外のシステムとは違う」など、海外との違いを疑問視する人も少なくありません。

この記事では、RPAの流行は日本だけなのか、日本と海外の導入事情の違いについてご紹介します。
導入を考えている企業向けに失敗しないポイントも解説していますので、あわせてご参照ください。

 1.RPA導入は日本だけの流行ではない

1.RPA導入は日本だけの流行ではない

結論から言えば、RPAは日本だけの流行ではありません。
世界中でシステムの導入が進められており、海外でもその利便性からRPAツールが人気を集めています。

ガートナー社の調査によると、「RPAソフトの売上は2024年まで2桁の成長率で拡大する」と見通しが立てられているため、今後も世界規模でRPAの市場が成長していく見込みです。

「RPAの流行は日本だけではない」とはいえ、国内では近年特にRPAツールが注目を集めているのも事実です。
さまざまなIT支援制度の影響を含め、今後も大手企業の導入を中心に、RPAのシステムを採用する事例が増えていくと予測されています。

  • 日本企業の4割程度がRPAを導入しており大手企業に限定すると5割が運用している
  • RPAの人気は日本だけではないが日本の市場比率は世界全体で25%と高め

 2.RPA導入における日本と海外の違い

2.RPA導入における日本と海外の違い

RPAは日本だけではなく海外でもシステムの導入が進められていますが、企業文化の違いからRPAツールを導入する方法も異なる傾向にあります。
RPAの導入を失敗しないためにも、2つの違いを押さえるのが大切です。

ここでは、日本企業と海外企業の文化の違いによって考えられるRPA導入の流れについてご紹介します。

 2-1.トップダウンかボトムアップかの違い

一般的に「海外企業はトップダウン」「日本企業ではボトムアップ」でRPAツールの導入が進められています。

欧州やアメリカでは文化の異なる人々が同じ仕事に携わる背景から、誰にでも同じ仕事をできるようにする「業務の標準化」が重要視されています。
そのため、経営者が現場の業務を踏まえたうえでRPA導入の意思決定を下すのが一般的です。

一方で、日本では同じ価値観を持った人々で企業が組織されており、海外企業ほど業務の標準化が重視されておらず、「替えのきかない人材」を尊重する傾向にあります。
結果として業務内容が属人化し、個人や現場ベースでRPAの導入を判断する事例も見かけられます。

ただし、ボトムアップによる取り組みはトップダウンと比べ企業全体に浸透するまで大きな差があり、ノウハウが現場に留まってしまう事例も少なくありません。
部門や現場でRPAの導入判断を下すのは日本だけではありませんが、特に国内ではボトムアップの傾向が強くなっています。

 2-2.組織内の連携についての違い

海外企業に比べ、日本の組織は部門ごとの縦割り意識が強い傾向にあり、業務で使用するツールやソフトも現場単位で決定するのが一般的です。
現場で必要なシステムを柔軟に使い分けられるのはメリットですが、部門をまたいでRPAを活用できる事例は少なく、会社規模の導入でより優れた効率化を実現しにくくなっているケースも。

とはいえ、縦割り社会による組織の連携力不足は、あくまで日本企業が持つ傾向に過ぎません。
要所で改善を積み重ねれば、「日本だけRPAをうまく運用できない」といった問題も解決できます。

ココがポイント


RPAは部門をまたいだシステムの連携で業務効率化を推進しやすい

 3.日本企業がRPA導入で失敗しないためのポイント

3.日本企業がRPA導入で失敗しないためのポイント

RPAは日本だけでなく世界中で業務効率化に役立っているツールです。
とはいえ、ただ導入を進めただけでは、費用対効果を生み出せない可能性もあります。

ここでは、RPAの導入で失敗しないために必要なポイントをご紹介します。

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 3-1.RPA導入の目的を組織全体で把握する

RPAツールの導入前に、なぜシステムを導入するのか、どのように業務効率化を実現するのか目的を明確化するのをおすすめします。
「どの業務を自動化できるのか」「RPAの導入でどの程度効率が向上するのか」を明確にし、組織全体で認識を共有したうえでトップダウン方式によりシステムの導入を進めるのが大切です。

日本だけではありませんが、属人化した現場からボトムアップ形式でRPAの導入を進めてしまう事例も少なくありません。
現場単位で導入を進めてしまうと経営層がRPA導入の目的を把握できないほか、部署をまたぐ処理ができず、より業務効率化に繋がる取り組みも進められなくなってしまう可能性があります。

組織全体でRPAツールを導入する目的を共有して、どのような部分を効率化できるのかを上層部から末端までイメージを共有すれば、業務効率化を実現するさまざまなアイディアに繋がります。

ココがポイント


業務効率化の効果を最大限発揮するには、RPAツールを導入するやり方が大切

 3-2.導入による成果を確認し改善する

RPAツールを導入したら、導入前に比べて成果が出ているのかを確認します。目的の基準に十分に達していない場合はRPA化した業務を見直す必要があります。

たとえば、効率化した業務途中に人の手が必要なボトルネックが残っていると、前工程をどれだけ効率化しても望んだ業務効率化を得られるとは限りません。
言い換えれば、業務をRPA化する前に目的や指標を設定しておかなければそもそも成果が出ているのか不明な状況に陥ってしまいます。

RPAツールの導入・運用には一定のコストがかかるため、費用対効果の把握は非常に大切です。
RPAツールを導入する前に、ミスの発生率や残業時間をデータ化し、RPA化によってどのようなメリットを得られたのか確認するのをおすすめします。

 3-3.自社の目的に合うツールを選定する

日本だけではなく世界中で利用されているRPAは、ソフトごとにシステム内容も多種多様です。
そのため、自動化する業務内容に適したRPAツールを選ぶ必要があります。

RPAツールには、「コールセンターなど特定業務に特化したソフト」「汎用的に使えるソフト」「カスタマイズ性が優れたソフト」などさまざまな種類があります。

自社業務に適したシステムを選択しなければ、導入費用だけかさばってしまい、望んでいた費用対効果を得られない可能性も。
ツールの選定を誤り、RPAの導入コストで損をしてしまう事例は日本だけのトラブルではありません。

導入から運用までサポートをしてくれるベンダーを選択すると、費用対効果で失敗しにくくなります。
また、自動化したい作業がそこまで頻度の高くない業務だった場合、RPAの導入で得られる費用対効果が薄まってしまうのも事実です。
自社の目的に合わせて、なんの業務を自動化すべきか事前に洗い出しておくのをおすすめします。

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 4.まとめ

4.まとめ

RPAは日本だけではなく世界的に人気を集めており、今後も市場が拡大していくと予想されています。
適切な運用をすればRPAは業務効率化に大きく役立つツールですが、場合によってはコストや現場の負担といった面で運用に失敗してしまう事例があるのも事実です。

そのため、RPAツールの運用トラブルを避けたい場合はサポート力の強いベンダーを選ぶのもポイントです。

もし、RPAの導入をお考えの場合は「RaBit」の利用をご検討ください。
自社の目的にあったRPAツールをオーダーメイドで制作できる「RaBit」なら、設計からカスタマイズ、運用後のサポートまで一気通貫で行うため、トラブルの発生もスピーディに対応いたします。

カスタマイズ性の高いシステムで、できる限りRPA化できる範囲を広げておりますので、ご興味のある方はぜひ一度弊社までお声がけください。


     

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